[173] God Eater Mori@管理人 2004/03/26 (Fri) 01:32 かつて肉を食うけものがいた いつも腹をすかせたそれは 鳥を食い、兎を食った ついには林檎も齧ろうとした 肉を食うのとどちらがましか、と林檎は答えた 自分がお前の胃袋に入り込み その頼りなげな心の糧となり お前さまと一体になった暁には ためしに兎も鳥も喰ってみたいものだと そこで肉をくうけものは林檎を口から放し 大地に落ちていくにまかせた あまりにも似たものどうしと苦笑して今でも林檎は夢見ている けものに食われてけものを喰う あの無造作な喜び一番凶暴なのは林檎でした、というお話。************************林檎が描いてあったんです、はい。 食べることというのは生きること、死ぬ事にとても身近な行為だと思っているのですが。拒食症や過食症は無意識の「親殺し」の行為、という仮説があります。ただ、無/意識内で「親を殺す」という行為は、無意識上の甘えの表れでもありますね。この場合、血肉を分けた「自分」を「過度の拒食や過食」で傷つけるという行為から、対象を傷つける(反応を得る)という発想が働いている。らしい。 Tweet Share
いつも腹をすかせたそれは
鳥を食い、兎を食った
ついには林檎も齧ろうとした
肉を食うのとどちらがましか、と林檎は答えた
自分がお前の胃袋に入り込み
その頼りなげな心の糧となり
お前さまと一体になった暁には
ためしに兎も鳥も喰ってみたいものだと
そこで肉をくうけものは林檎を口から放し
大地に落ちていくにまかせた
あまりにも似たものどうしと苦笑して今でも林檎は夢見ている
けものに食われてけものを喰う あの無造作な喜び一番凶暴なのは林檎でした、というお話。************************林檎が描いてあったんです、はい。
食べることというのは生きること、死ぬ事にとても身近な行為だと思っているのですが。拒食症や過食症は無意識の「親殺し」の行為、という仮説があります。ただ、無/意識内で「親を殺す」という行為は、無意識上の甘えの表れでもありますね。この場合、血肉を分けた「自分」を「過度の拒食や過食」で傷つけるという行為から、対象を傷つける(反応を得る)という発想が働いている。らしい。