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[202] A hand - 肩の上の手

A hand - 肩の上の手 by Mori@管理人 (20 KB)
豊かな夜気、伸びてくる女の手、顔は見えない。
意味も無く頬を引っ張り、耳をつまんでいる様子、さぞや退屈なのだろう。
そして肩におかれれば暖かい、その白い指。**************女と木の幽霊。戦争で死んだ恋人がくるまで同じく戦争で焼かれた木の元で待っていることにしたが、退屈のあまり見知らぬ人に悪戯している。詩集の一冊でも持ってくれば良かったわ、でもいいの、この人ちょっと好みだし。
**************最後の言葉を集めた本というのがあるのですが、結構「あれ?」というような、予想もしていない時に亡くなって方も多いので、これがそうなのかというような事をいったきりになってしまっていることも多かったりして、そんなものかもと思ったりします。人によっては化けて出たくなるのでは。「おおダーリン、もうちょっと推敲させてくれ」、とかね。話は変わって。最近「惑星ソラリス」の新訳が出たので見てみたいけれど、今のところ未見。このレムという作家はスタイルが面白くて、一作一作の傾向がかなり違う。にもかかわらず、全体的に見るとやっぱりこの人だな、という。「捜査」を読んで面食らったくちです、私は。「完全な真空」が特に気に入っています。一番はソラリスですけどね。

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