[286] 変容をもたらすもの - Andrealphus, the Shape-changer
アンドレアルファス - Andrealphus, 地獄の侯爵にして、ソロモン王によって 封印された72柱の魔神の一柱である。30の悪霊軍団を支配する。現れる時には、威厳のある声でしゃべり、騒々しい音を立てる孔雀の姿、あるいはラバの姿で現れるともいう。命じられると人の姿になる。創造、建築、賢明、利己性を象徴する。人を鳥に変える。望めば幾何学と測量の技術、天文学の知識を教えることができる。 本来はアドラメレクとともにフェニキアで信仰されていたと言う。Andreは勇猛な、男らしいという意味があり、名のalphusの部分は恐らく Alphaeus、ヘブライ語で「形態を変容させる」と言う意味だが、これが一番近いのではないか。また単純にAlphusはAlpha-ギリシア語の始めのアルファベット-という意味だが、これだとキリストを暗示してしまう一面も出てくる。やはり変容を重視した魔神であることは確かである。++++++++++++++++++++++++++++++++++++というわけで、ソロモンの72柱からアンドレアルファス、孔雀の魔神です。孔雀、オリエントでは聖なる鳥として扱われ、宇宙や真理を象徴していることが多いですが、西洋では「アルゴスの目がたくさん吊り下げられている」ということで不吉、おまけに虚栄と高慢を象徴。真逆ですね。もっとも西洋においても、羽が抜けても春になると再び生えてくることから、再生も象徴していたようですが。孔雀にしてみれば「あっしには関係無いことでござんす」もいいところかも。

