[353] 豊穣なる牛 - Haagenti, The Cherubin
ハゲンティ - Haagenti, Hagenith, ソロモンの72柱の魔神の1柱にして、地獄の総統である。33の悪霊軍団を従える。召還者の前にグリフォンの翼を持った牛の姿で現れる。命じると弓矢を持った赤褐色の男の姿をとる。召還者に錬金術の知識を与える。金属を金に変え、水をワインに、ワインを水に変える。迅速、狩猟、追跡を司る。同じく72柱の魔神で、牛の姿をとるザガンと似ているが、ハゲンティはより穏やかな英霊である。このハゲンティは古代の雄牛崇拝に関連のある神であったと思われる。人の頭は知性、牡牛の胴体は豊穣を意味している。そして翼は権力と聖性を明確に示している。古代アッシリア・ニネヴェ遺跡からは、多くの人面有翼牡牛像が発見されているが、たっぷりとした髭を蓄えた威厳のある姿は崇拝さかんなりしころを十分に想像させる。翼があるのは、境界を示す役割を果たしていたからである。無翼の牡牛像とともに、死と生/天と地/聖と俗を分ける番人的な役割も果たしていたと思われている。+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++というわけで、今回はソロモン72柱の魔神からハゲンティです。錬金術に関連の深い存在で、水をワインに、ワインを水に練成するそうです。ようするに、状況を法則にしたがって変化させることが出来て、また戻すことも出来るという存在であるようです。 頼れる年長者という感じでしょうか。ま、やせてはおられないでしょう、牛だしね。しかしようやっと50柱目となりました。72柱ともなるとえらく時間がかかってしまいますね。

