Daily Graphic

[302] 名前のある怪物 - Ronove, The Monster with a name

名前のある怪物 - Ronove, The Monster with a name by Mori@管理人 (44 KB)
ロノウェ - Ronove,Ronwe, ロンウェとも。ソロモンの72柱の魔神の1柱にして、地獄の伯爵にして侯爵である。19の悪霊軍団を従える。残虐、利己心、過剰を象徴する。ロノウェは美貌伯とも呼ばれている。が、何故か召還者の前には怪物として出現する。(ここでの「怪物」は明快ではないが、一説にはイルカを指している。)赤い霧として現れることもあるようだ。優れた言語学の知識を持ち、召還者に万人の好意をもたらす。また良き召使を与えるともいう。ロノウェはおそらく、豊穣神として信奉された存在であろう。年老いた動物や人間の魂を刈り取るものとしても知られている。総ての豊穣神の常として、最終的には命を刈り入れる死神としての側面を見せるのだ。怪物として表されると言うのも恐らくそのためである。恵みをもたらす存在には必ず、ほの暗い面がある。逆にそれがあるからこそ恵みをもたらすことが出来るのである。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++というわけで、ソロモンの72柱からロノウェです。実は資料によってはかなりの美形と思われる描写(美しいと言うより男性美の方向のようですけれど。長髪で肩がたくましいとかね。聖書のサムソンのような偉丈夫のイメージでしょうか)がされているものもあるんですが。きっぱり無視です。無視。海生物と鳥合体しました〜という感じにしてみました。怪物(モンスター)というと私はどうしても浦沢直樹の本格ミステリ漫画のことを考えてしまうんですが。 あれは事態が実は全然解決していないのが怖い話なんですよね。オフラインでも暑中(あるいは残暑)見舞いをだいたい出し終わりました。今日は30度程度だったので大分涼しく感じました。その前が熱すぎましたからね。こんな暑さでもバラはぽんぽん咲いているし、ラズベリーも実っていたりするので、つくづく植物はたくましいと思います。そうそう、この間バトンをもらったのでそれもそのうちやりたいとおもいます。でもまずはきりのいいところまでソロモンの72柱を描いてしまいたいかな。(30柱まであとちょっとですしね)

[301] 炎の舌 - Camio, the Fire-tongued orator

炎の舌 - Camio, the Fire-tongued orator by Mori@管理人 (33 KB)
カミオ - Camio, Caim, Caym, カイムとも。ソロモンの72柱の魔神の1柱にして、地獄の総統である。窃盗と悪行を司る。30の悪霊軍団を従える。あらゆる言語に精通する雄弁家にして詭弁家である。召還されるとツグミの姿で現れ、燃えさしを見せると関心を示す。命じられると炎に包まれ、鋭い剣を携えた男の姿をとる。油差しをもった女を連れた、背の高い男として現れることもある。召還者に鳥、雄牛、犬の言語を理解させる。また海の音が意味するところも伝えることが出来る。ただし人の言語ではなく、灰の中か、燃えさしに言葉を書くことでしゃべるという。かつては天使だったとされている。が、恐らくキリスト教成立以前に信奉された地方神が原型であろう。その名は旧約聖書に現れる兄弟を殺したカイン Cain からとられているとも言われるが、確証はない。もしそうならば意味するところはヘブライ語で「槍」である。また独逸語になるがカイムとほぼ異口同音の Keim には “芽生える”と言う意味と、kei(横たわる) を原型として heim ヘイム, 定住地の意味がある。++++++++++++++++++++++++++++++++++++というわけで、ソロモンの72柱シリーズ、今回は炎の総統・カミオです。いまいちひげが似合っていない若い男にしてみました。カミオはようするに情報戦に長けた存在で、鳥なのですばやい情報の伝達が得意、雄弁ですが喋るのに炎を使うという、silver-tongued ならぬ Fire-tongued で燃えまくりの魔神さまです。炎系の魔神は描くとき華やかなのがいいですね。萌えならぬ、燃え〜、です。今現在ツグミといわれると、私にはコミック「とりぱん」でのツグミが思いっきり焼き付いています。シベリアから飛んでくるにも関わらず地上をひたすらてこてこ歩き回るカミオを想像して物悲しくなったりして。

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