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[344] 【告知】テオロギケー叢書「超越への指標」発刊

【告知】テオロギケー叢書「超越への指標」発刊 by Mori@管理人 (33 KB)
【お知らせ】ピナケス出版から発行のテオロギケー蔵書・ロゴマークを担当させていただきました。第一巻「超越への指標」(今道友信・著)が2008年7月末に発行されました。(以下続刊)今回の「超越への指標」は今道友信氏の著作となりますが、同氏の著作に同じくピナケス出版から出ている「美の存在と生成」もありますので、機会があれば手にとってみると良いのではと思います。まあ、私はどうにかこうにか読んだだけという感じになってしまいましたが、宗教哲学と神学の両面からからみる美術に関しても、より深く考えて見たいという方にはぜひ一読をおすすめします。「超越への指標」はロゴに関してお話をいただいてから発行まで結構かかっているので、それだけに実物を見たときにはとても感慨深いものがあった本です。超越への指標 /今道 友信 (著) [ Check! ]美の存在と生成/今道 友信 (著) [ Check! ]ピナケス出版 [ Check! ]

[343] おさなごにも似たるもの - Volak, Omnia vincit Amor

おさなごにも似たるもの  - Volak, Omnia vincit Amor by Mori@管理人 (23 KB)
ヴォラク - Volac, Ualac, Valak, Valax,ウァラクとも。ソロモンの72柱の魔神の1柱にして、地獄の長官である。また統領であるともされる。30ないし38の悪霊軍団を従える。召還者の前に、双頭竜に乗り、天使の翼を背に持つ子供の姿で現れる。寛大、好奇心、虚栄を司る。ヴォラクは召還者に対して、隠された財宝について正しい答えを示すといわれている。また蛇がどこにいるかを示し、召還者に対し害をなさないように出来るという。ここで言う"蛇"が具体的に蛇を意味しているのか、何らかの暗喩なのかはわからないが、財宝を発見した際の危険を阻止できるというのであれば、ヴォラクの能力は明らかに有効なものであるといえる。ヴォラクの名はおそらくラテン語のヴォラ vola に相当すると思われる。意味は"飛行、飛ぶもの"である。外見的には、ギリシア神話のエロス(アモル)のプット(幼児天使)姿が一番近いイメージであろう。エロス Eros だが、その誕生、及び姿に関しては時代と共に様々な説がある。ギリシア神話においては、万物の創造者としてガイア Gaia と共に生まれた。後にローマ神話に取り入れられた際に キューピッド Cupido とされた。愛 Amor をつかさどる神である点は一貫している。よく知られる幼児天使としての姿は特にルネサンス期に流行ったものである。異文化にある程度寛容な時期とはいえ、キリスト教が全盛を振るう時代にエロティックに横たわる女神・アフロディーテ Aphrodite を描くためには、横にどうしてもその息子、それも幼児として、が必要だったのだろう。(しかし実際のところ、アフロディーテと親子関係が発生したのはローマ神話に取り込まれて以降の話であるらしい。)ヴォラクは、このエロス(アモル)の成れの果てといえなくもない魔神である。愛の神として尽くしてきたのにこの仕打ち、時代の無情を感じさせる存在である。もっとも、愛のほうもしばしば無情にして無常であるのだから、それなりに帳尻はあっている気もする。******************************************今回はソロモン72柱のデーモンよりヴォラクです。いわゆるキューピッドの姿をしているのが特徴ですが、さりげなくドラゴンライダーなんですよね。告知:ピナケス出版から発行のテオロギケー蔵書・ロゴマークを担当させていただきました。第一巻「超越への指標」(今道友信・著)が2008年7月末に発行されました。(以下続刊)次回の日記に改めて詳しく書かせて頂きます。 暑中見舞いページのおまけページですが、11日に壁紙一枚アップしました。追加できるようならまた追加します。

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