[337] 癒しをもたらすもの - Buer, The Great Healer
ブエル - Buer, ソロモンの72柱の魔神の1柱にして、地獄の総裁である。50の悪霊軍団を従える。太陽が人馬宮にあるときに召還することが出来る。召還者の前に、弓矢を構えたケンタウルス(半人半馬)、或いは輝くヒトデか車輪のような姿で回転しながら現れるという。優れた癒し手である。あらゆる薬草に関する知識を伝授することが出来る。また召還者に良い使い魔を与え、自然学と論理学を教授することも出来る。調和、笑い、喜び、精緻を司る。ブエルの名前の由来は明確ではないが、おそらく仏語の"飲酒する人" Buver , Buer ではないかと考えられる。古くから北アフリカ/アラブ圏とその人々を暗喩するのに使われた単語であるため、アラブ方面に関連のある魔神なのかも知れない。あるいは酒飲みの魔神だという可能性もあるが、確証はない。ブエルによって病を癒したものは、その後の生涯を星に祈りを捧げ、他者の癒しのために使う責務を負うという。*********************************************というわけで、今回はソロモン72柱の魔神から、”癒し系でーもん☆まじかる”ブエル様です。密かに森が大好きな魔神です。何故なら癒し系だから。星っぽいあたりは同じく72柱のデーモンであるデカラビアとちょっとだけ共通点があるようなないような。アラブ圏と数学の関連性を考えると、図形っぽい形状ということなのかも知れませんね。どちらかというと飲んべえのほうが面白いですけど。アレイスター・クロウリーが友人の為に呼び出したことが知られている魔神です。あと、もう一つドイツのゲルゼンキルヒェン (Gelsenkirchen)という町にビュア(Buer)という地区があるようです。むしろこちらのほうが関連があるかも知れませんね。そういえば氷室冴子先生の訃報を知りました。まだお若かったので残念です。ご冥福をお祈りいたします。(昔「シンデレラ迷宮」とか「海がきこえる」を読んでいました。)

