Daily Graphic

[238] 蝶を見つめる

蝶を見つめる by Mori@管理人 (29 KB)
間があいてしまいましたが。
これは蝶を見つめるものを描く時に描いた、表情の初期のもの。最初は睨み据えていたんですね。*************一応現在はクリスマスカードを用意させて頂いているので、(気持ち的に年賀状はお届けできませんので)しばらくはそれを楽しみにしていただければと。最近冷え込んできましたが、よく考えてみると12月でこれだけ暖かいと言うのも関東では珍しい気が。個人的には暖かいほうがいいけれど、農作物の為には良くないのかも知れません。TVで見て面白かったのですが、テスト・ザ・ネイションの脳タイプ判定( http://www.tv-asahi.co.jp/iq/?sta_id=ldsp )で、私は左右型でも右右型でもどっちでも良いようです。左右型なら宇宙飛行士やタクシードライバーが多い型だそうで・・・。なんだそりゃ、私は方向音痴ですよと思ったのですが、これは自分でそう思い込んでいるふしもあるのかも知れませんね。最近読んだ「天の声・枯草熱」(レム著)ですが、収録2作品のうち、「枯草熱」のほうに元宇宙飛行士が登場しています。2作品のうちで、始めに読み終えやすいのは「枯草熱」のほうかと思います。結論まで、比較的順序だてて、時系列に捉えやすいので。「天の声」も圧倒的な結末を迎えますが、「枯草熱」のようにはっきりとした見せ方はせず、謎は謎のまま残されるので、読むにはこちらのほうが気力が必要でしょう。レムと言う作家の性質を強く感じるのはどちらも同じです。
「枯草熱」で、主人公は連続怪死事件の捜査依頼を受ける。そして一見成り立たないと思うような推論でも、前提を認めれば否応もなくそれが事実と認めざる得ない状況において、それを受け入れざるえないし、実際に受け入れる。当初は既にそこにある事実を見過ごすように通り過ぎてしまったり、もしかしたら関係あるのか?と思った事が実は何の関係もなかったり、微笑ましい交流も含みつつ、物語は進んでいく。主人公の推論が結末において一瞬にして収束していく様は圧巻です。
レムの作品の多くは、秩序というものの不条理性をはっきり書き出しています。山を見つめる人に対して、動かない山の位置を変えるには、地殻変動でも核でもなんでもなく、ただ山を見つめる人がその視点ずらせばよいだけだということを語る。ある意味、どんな恐怖より怖い気がしますね。でも人はそうした局面に、常に向かい合っているのかもしれない。「天の声・枯草熱」は、人によっては読むとかちこちになってしまうかもしれないので、それをほぐすようなサイトをちょっと紹介。http://u-maker.com/o/letter/ あの人からの手紙
こんな感じで「あの人」から手紙が届きます+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
アナベラへ
ヘロー! アナベラ。元宇宙飛行士ちゃんです。今日は、私がアナベラのことをどう思っているかを書きます。正直いって、私は、アナベラが可愛くて仕方ないです。次に、私の秘密をアナベラに教えようと思います。実は私は、カタギではありません。ではお元気で。バイナラ。   元宇宙飛行士より
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ハスターへ
こんにちは。ハスター。クトゥルフです。はじめまして。あったことあったかな。会ったこと、あってもなくても、わたくしの気分としては、はじめまして、って感じです。
今日は、わたくしがハスターのことをどう思っているかを書きます。正直いって、わたくしはハスターが、のら犬に似ていると思います。次に、わたくしの秘密をハスターに教えようと思います。実はわたくしの背中には、宝の地図の入れ墨が彫
ってあるのです(ただ、それはわたくしが興奮した時だけにしか浮き上がってこないしかけになっています)。ではお元気で。バイチャ。    クトゥルフより
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ワトソンへ
拝啓 ワトソン様。ホームズです。今日は、ミーがワトソンのことをどう思っているかを書きます。正直いって、ミーは、ワトソンを、ミーの兄だと考えています。次に、ミーの秘密をワトソンに教えようと思います。実はミーの命は、あと三日です。ではお元気で。Good bye。  ホームズより
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++・・・こんな手紙はいらない、かもしれない。
もうひとつ。http://www.chakuriki.net/world/ - バ カ 世界地図 -
頭がほぐれすぎるような気も(笑)最後に。
http://www.lem.pl/  Solaris
スタニフワフ・レム公式HP。

[237] 胡蝶の夢 - the Dream of Life

胡蝶の夢 - the Dream of Life by Mori@管理人 (9 KB)
不知是莊周做夢成蝴蝶 還是蝴蝶做夢成莊周 - 莊子
(私が夢見て蝶となっているのか、あるいは私となった夢を蝶が見ているのだろうか?)*****************************サイトの更新:「月の魂」を公開しました。
展示にあたって、人物の表情をこちらに。
大分印象が違うと思いますから。上記の文はよく知られていますね。ダオイズムに関して教わった時に、教授が中国人の方だったので、実際にいくつか文章を読み上げてくれたのですが。そのときの発音の高低のかかり方が異様に印象に残っていました。でもこれ、どこかで先に知っていたような?と首を捻っていた時、ああ、司馬遼太郎著 『胡蝶の夢』がきっかけで先に聞くだけは聞いていたんだと、はたと気が付いたということがあります。最近気になった事でも書いてみましょうか。アナウンサーや朗読者の声などを聞き流していると、かなり発音や読みが以前と変わってきている気がします。今に始まった事ではないのですけれど。ちょっと変?と思う事も増えました。数例をあげますと、詩人・北原白秋は水郷柳河を故郷としていますが、水郷って「すいごう」と読みますよね。ところが、TV画面上で「すいきょう」と読んでいる。あと、入水は「じゅすい」あるいは「にゅうすい」ですが、状況によっては先の読みのほうが合う場合でも「にゅうすい」にとか、静脈は一般的には「じょうみゃく」ですが「せいみゃく」と読んだのもいるし、今はそちらに読みが統合されたのか、それとも?と考え込みます。結構辞書にも見出し語として両方を参照としているケースも多いし・・・うーん。発音面では、「クラブ」などは末尾の高低が10年程前と現在とは逆になっているようですし。(現在は上がり気味で終えるのが一般的)これ、街の女子高生だけではなく、世代入れ替わりもあってアナウンサーもそうなってきているんですね。まあ、時代にあわなくなった読みや発音をしている場合、古い定説は振り落とされていくのは仕方がないか、というのはあります。意味だって変わっていってしまいますしね。ただし聞いてるほうにしてみれば、場合によっては発音や読みの参考にする気でいるわけですから。時流からみても合っている読みや発音が、参考にしたら間違った、なんてことになればキャー!じゃないですか。

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